千葉のNさんとの合流ポイントに着くと、あきる野のKさんと川崎のMさんも来られていた。
圏央道であきる野市を通り過ぎる時、ふとKさんはどこに出かけているのだろうとなんて思っていたので、びっくり。
さっそく5人でゼフポイントへ。
朝7時直前、青空に月が綺麗に輝いていた。
7D MarkII [EF 300mmF2.8LII] 2017/7/15(拡大表示できます)
ゴイシシジミがたくさん飛んでいるが、コナラやミズナラをたたみるも、飛び出すゼフはなし。
もしかしてフライング?なんて思っていたが、30分後、Mさんがアイノの卍を見つけてくれた。
ちらちらと輝くグリーンが期待を膨らませる。
ところが、モニタで拡大表示して確認したアイノは、すでにボロボロだった。orz
この卍が終わるとまたゴイシだけの世界に。orz
そこへ舞い降りて来たアカシジミは、まだピカピカの個体だった。
するとすぐにアイノも現れた。
先の卍のスレた個体ではなく、そこそこ綺麗な個体。
日が陰るといなくなり、陽射しとともに戻ってくるアイノ。
アイノがなかなか出て来なくなった時、Nさんがミヤマカラスアゲハを発見。それは、綺麗な♂だった。
アイノが撮れたので、コヒョウモンモドキのポイントへ移動。
年々個体数の減少が危惧されるコヒョウモンモドキ。私としては、昨年は1頭も見つけることができなかったが、今回は♂ばかりだが、綺麗な個体をたくさん確認することができて嬉しかった。
そこそこ撮影して戻ってきたら、naoggioさんの車のタイヤにも止まっていた。
同じ場所にいるコヒョウモン。
サイズも色もモドキと似ている。
次のポイントへ行こうと車に乗り込んだ時、外からSさんが「ウラジャノメがいる」と教えてくれた。
ウラジャノメは久しぶりの撮影。
コヒョウモンモドキに続き、思わぬ美蝶の出現で、嬉しさ倍増。
ウラジャとテリ争いしていたのは、ヒメキマダラヒカゲ。
次のポイントへ移動。
途中、これまた久しぶりのシータテハに遭遇。
そして目的の高山蝶、ミヤマシロチョウも登場。
この蝶も美しい蝶ですね。
綺麗なフタスジチョウも飛んでいた。
もう一つの高山蝶、ミヤマモンキを探そうと場所を移動している時、ボロボロだが元気な蝶を見つけた。
ヒメキマダラモドキだろうか?
妙にたくましさを感じてしまう。
ミヤマモンキは、naoggioさんが見つけてくれた。
やっと止まったと思いファインダを向けたら、産卵するところだった。
短い時間で卵を産み付け、すぐに飛び立つ。
マクロレンズを車に置いて来たので、卵はTG-4で撮影。
その後、産卵に疲れたのか、休憩モードに入った。
目的の蝶が撮影できたので3人でオオムラサキのポイントへ移動。
そこは、いかにもオオムラサキが集まりそうな大きなクヌギ林だが、林の中を進めど蝶影がない。
どうしたものかと思っていたら、naoggioさんがヒメジョオンにとまるミヤマカラスアゲハを見つけた。
これも思いもよらぬ出会いであった。
車に戻る途中、クヌギの木を旋回するオオムラサキを発見。
さっきは見過ごしたのか、よく見るとそこそこの数が飛んでいる。
なかなか下に降りて来ない。
一瞬だけ、下に来たところを連射して、なんとか証拠写真は撮ることができた。
ゼフもいるだろうと、Sさんが林を叩いたらウラミスジが1頭飛び出した。
後はウラナミアカシジミとミズイロオナガが1頭ずつ。
他には出て来なかったので、本日最後のポイントへ移動。
Sさん、naoggioさんによると、そこでは昨年は1頭しか確認なかったというアサマシジミのポイント。
Sさんの探索で♂♀数頭確認できた。
♂は撮影できなかったが、綺麗な♀は撮ることができた。
今回も大満足な遠征になりました。
Sさん、naoggioさん初め、みなさん 大変お世話になりました。