ネットで、S公園でヒレンジャクとコイカルが出ているという情報を見つけた。
コイカルはまだ未見の小鳥。比較的近場なので、ダメ元で出かけて見た。
子供が小さい頃に1度だけ行ったことがあるが、その頃の面影は少しだけ、付近にカメラマンは見えない。
さて、どこへ行けば良いのか・・・
少し歩いて行くと、なんとなくトラツグミがいそうな場所に出た。
見回すとシロハラが1羽、落ち葉漁りをしている。
と、その横の方、20mほどのところに鳥影が。
ビンゴ、トラツグミだった。
7D MarkII [ED 300mmF2.8L IS II x1.4テレコン] 2018/02/18
トラツグミの奥の茂みの向こうを歩行者が通り過ぎる。
トラツグミは意に返さない。
これはと思い、向こう側に回ることにした。
茂みの間からなんとか抜ける場所を見つけて撮影。

この後、気づかれ飛ばれて、土手の奥に消えて行った。
追いかけて土手を超えると、枝に止まっていてくれた。

さて、コイカルは何処だろう?
少し歩いて行くと、森の中で10人ほどのカメラマンが何かを出待ちしている。
ファインダを覗いていないので、みなさんお目当の鳥は来ていない模様。
ぐるっと回って戻って見ると、みなさんファインダを覗いている。
これはチャンス。
行って見ると、ヤドリギにヒレンジャクが来ていた。





ヤドリギを飛び出して近くの枝に止まった。

この後、ヤドリギと枝を行ったり来たり。
同じようなシーンばかりなので、コイカルを求めて彷徨うも、カメラマンが集まっている場所がない。
もう抜けてしまったのだろうか。
コンデジを持ったカメラマンが来たので、挨拶し、何か撮れたか聞いて見た。
すると「コイカルを撮って来たと」 @o@)
場所を聞いたが、土地勘がないのでわからない。
すると「案内しますよ」と、ポイントまで連れてってくれた。
とても親切な方でした。ありがとう。
そのもポイントでは、30人ほどのカメラマンが出待ちしていた。
聞くと、藪に入って見えなくなったとのこと。
どうしても初撮りしたいため、出てくるのを待つことに。
しばらくすると、少し離れたところで一人でいた年配のカメラマンが連射を始めた。
私を含め、周りの人が、どこにいるのだろうとレンズが向いている先を見るが、わからない。
その人のところに行って、ファインダを覗かしてもらったら、藪の中、意外と丸見えの位置に止まっている。
裸眼で見直すがわからない。
どこ?、再度覗かしてもらって、ようやくわかった。
丸見えで止まっているが、微動だにしないため、藪に同化して見えにくいのだ。
嬉しい初見初撮り!

長い間、左を見ていたが、ようやく動き出した。

しっかり場所がわかったので、少し近い位置に移動する。

すると、伸びをし始めた。まずは、左翼。


そして、右翼

両方

さらに、左翼

すると、クルッと後ろを向いて下に降りてしまった。
一同、何処へ行ったかわからない。
反対がにも出ていないようだが、完全に見失ってしまった。
仕方なく、最初に連射を始めた人の元に行くと、「今見えてるよ」と教えてもらった。
が、またしても「そこ」と言われてもかわからない。
双眼鏡で、じっくり探して、ようやくわかった。
写真だとプラス補正したので、なぜ見えないのと思われるかもしれませんが、影の中、背中を向けていたため、裸眼では影と同化して、まったくわからないのだ。


その後、藪を飛び出し、陽の当たる枝に出て来てくれた。
♂も見たいところだったが、♀1羽だけ。
それでも、嬉しい初撮りになりました。

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可愛らしい鳥ですね。
トラツグミのクッキリ後ろ姿も最高です !