連休初日、naoggioさん、町田のSさんと新潟ギフに再チャレンジ、現地で千葉のNさんと合流。
本命のイエローテールと自信を持って言える個体には出会えませんでしたが、いろんな個体を撮影でき、その斑紋を細かく見ると、それぞれに違いがあり、ギフチョウの面白さを再確認させられた遠征になりました。
個体差を比較するため、同じような画角の写真をアップします。
まずは、Sさんと2人で出待ちしていたとことろへ舞い降りて来た、この日最初の個体。
赤上がりの綺麗な天使でした。
ここのギフチョウは、赤斑が少しオレンジがかった個体が多いように感じます。
① 7D MarkII [ED 300mmF2.8L IS II] 2018/04/28
次は、少しだけ赤上がりの個体。
左前翅の真ん中の長い黒線上にクリーム色の点斑があり、内側の短い黒斑が前端から離れかけてます。
②
この個体の左前翅の真ん中の長い黒線上のクリーム点斑は、前の個体より大きい。
③
こちらは、同じようなクリーム点斑が2つありました。
④
ここまで、どれも新鮮個体ばかり。
斑紋からみんな別個体であることがわかります。
⑤
そこに現れたイエローテールもどき個体。
naoggioさんが擦れテールだろうと冗談めかして言ってましたが、よくよく見ると、これだけ色合わせるのであれば、翅自体もかなりボロボロになるのではないかと考えられ、もともとこの色の個体ではないかと思います。
イエローテールは、表も裏も赤斑が外側のオレンジ斑と同じくらいの黄色になるとのことで、表翅は申し分ないものの、裏翅は黄色というより赤っぽい柿色だったのでイエロテールではないことを、Sさんに教えてもらいました。
イエローでなければ、柿色テールと呼びたいところです。
⑥
この個体は、前肢が少し擦れているように見えますが、赤斑は色あせていません。
前での3個体②③④と同じ黒線上にクリーム点斑が見えますが、擦れによるものでしょうか。
⑦
この個体は、赤斑は普通だが、後端のオレンジ斑が黄色くなっている。
⑧
後翅のクリーム色がやけに黄色く見える。
前翅が白すぎるのだろうか?
⑨
写真を見比べたら⑥とは別個体の柿色テールでした。
⑩
⑤と同じ個体かと思いましたが、前翅左側の短い黒斑の下端の尖り具合から別個体と判断しました。
(11)
これは、⑩と同じ個体のようです。
比較的に長く地面に止まっていたのでワイドマクロっぽく。
本当は、たくさんのカタクリをバックにした絵をイメージしていましたが・・・
ワイドマクロじゃないけど、こんな感じですかね。
初めて見たイカリソウでの吸蜜シーン
残念ながら、まともには撮らせてくれませんでした。
新芽にしがみつく個体
椿の葉で休憩する個体
最後は、後尾までには至らなかったが、柿色テールの絡みシーン。
裏翅の赤斑が黄色くないので、イエローではありませんでした。残念!
スポンサーサイト
ネットでも改めて調べてみて、定義がよくわかりました。
先日私が撮影したものは、この定義では残念ながらイエローテールとは言えないようですね。
ブログの文章は訂正しておきましたが、この撮影場所はやはりその遺伝子がかなり含まれている感じですね。