7月最初の休日、
naoggioさんの都合がつかなかったため、
町田のSさんと2人で長野を回ってきました。
狙いは、フジミドリ、オオイチモンジ、キマダラツバメ、その他ゼフ。
まずは、フジミドリとオオイチモンジが望めるポイントへ。
ポイントへ行く途中、ヒヨドリバナ?でアサギマダラが吸蜜していた。
花が翅に透けてピンク色に見える。
7D MarkII [ED 300mmF2.8L IS II] 2018/07/01
ポイントに到着するも、前回同様、Sさんのビーティングで飛び出すのは蛾ばかり。
ブナの梢を見上げても蝶影はまったくない。
遠くの樹林を舐めるように飛ぶ黒っぽいタテハが見えたので、オオイチかと期待したが、残念ながらミスジチョウだった。よく見ると飛び回っていた樹々はカエデのようなので、納得した。
枝に止まったヒカゲ系の蝶。ヒメキマ?ヤマキ?
黄色斑が擦り消えたヤマキマダラヒカゲと判定するが、どうだろう。
目的の蝶は、出てこない。
こんな時は、野鳥にも耳がいってしまう。
「ヒ、ツ、キー」とエゾムシクイが鳴いている。
目を向けると、遠くの枝にその姿が見えた。
喉を潤そうと、リュックを置いた場所に戻ると、Sさんが「キバネがいるよ」と教えてくれた。キバネセセリは、Sさんのリュックでミネラル補給しているところだった。
逆光に縁毛とストローが光る。
吸い戻しをしていたので、その瞬間を撮影して見た。
ふとレンズフードを見ると蜂のようなアブが止まっていた。
TG-4
何度ビーティングしても姿を見せないフジミドリ。
これまた
前回同様、諦めかけた時、青い輝きをチラつかせながら目の前に飛んできたて、やや見上げる位置にある葉上に止まった。ややスレた♂。
7D MarkII [ED 300mmF2.8L IS II]
そんなところで開翅されても表翅が見えない。 ToT)
枝を手繰って表翅を撮ろうとしたら、飛び上がって高い梢へ消えていってしまった。orz
オオイチは出てくる気配もないので、ポイントを変えることに。
車まで戻る途中、多くの蝶が出てきてくれた。
まずは、綺麗なヒメキマダラヒカゲ。
その後、Sさんが「えっ!?」と驚く声を出した。
見ると、下草にフジミドリが止まっていた。@o@)
これこそ前回の再来か!と期待を込めて開翅を待ったが、呆気なく高い梢へ消えていった。
落胆のため息。orz
ふらふらとウスバシロチョウが飛んできて、目の前の下草に止まった。
その後、Sさんが「あそこに止まっているのはヒメジャノメかな?」というので、双眼鏡で確認して見ると、ウラジャノメだった。
この地には何度も来ているSさんだが、ここでウラジャノメを見たのは初めてだという。
ラッキー!
綺麗なヤマキマダラヒカゲが集まっていた。
サトキマダラヒカゲとの見分けポイントである、後翅付け根丸斑の黄色が抜けている。
こんな個体もいるんですね。
とりあえずフジミドリは抑えたので、オオイチモンジをターゲットに移動。
水たまりのある砂地で見つけることができた。
綺麗だが、後ろ翅が破損していたのが残念なところ。
それでも目的を達成できたのでよしとしよう。
もう1頭来たと思ったら、オオミスジだった。
Sさんにコヒオドシの幼虫を見けてもらった。
見回すと、たくさんの幼虫がいる。前蛹も見つけることができた。
羽化する時にも1度訪れたい場所だ。
縁毛が綺麗なセセリチョウが止まっていた。
開翅しているが、かなり黒く見えたので何セセリなのかわからず、Sさんに聞くとコチャバネだという。ほんの少し、茶色い鱗粉が見えたので納得した。
さらに次の蝶を狙って移動する。
続きは、次回に・・・
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