案山子さんから「昨日MFでアカシジミが発生した」との連絡を受けたのが朝7時過ぎ。
急いで朝食を平らげて、現地に向かう。
昨年の今頃は平地ゼフ6種が出揃っていたがそれは例外としても、今年は例年より少し遅い発生のようだ。
車を止めて案山子さんに連絡をすると、発生場所向かって歩いている途中とのこと。
それならばちょっと回り道して、他でも発生していないかと探しながら現地に向かうことにした。
最初に出てきたのは、春型のアカボシゴマダラ。
残念なことに地べた止まり。
OM-D EM-1X [MZUIKO ED 40-150mm x1.4テレコン] 2019/05/19
もう少しマシなところに止まらなかと期待していたが、のぞみ叶わず遠くに飛び去っていってしまった。
仕方ないので、まだアカシジミ探し。
すぐ近くにあったコナラを覗くと、葉陰に1頭のアカシジミが止まっていた。やったー!
令和最初のゼフィルスです。^^)
OM-D EM-1 [MZUIKO ED 12-40mm]
暗がりの上、風で葉が揺れるので、ISO感度が上がってしまい少し粗い写真になってしまった。
OM-D EM-1X [MZUIKO ED 40-150mm x1.4テレコン]
そうこうしていると、
タケクンさんがやってきて、しばし二人で雑談しながらの撮影会。

タケクンさんと入れ替えで、発見した時に連絡しておいた案山子さんがやってきた。
今度は4人での撮影会。アカシジミも明るいところにも出てきてくれた。
羽化したばかりと思われる綺麗な個体だ。
レンズを近づけすぎて驚かせてしまったのか、飛び上がったアカシジミが、道路脇のロープに吊るされた案内マップのプラスチックケースに止まった。
ケースに映る自分の顔を覗き込んでいるようで面白い。
ふとコナラの樹上に目をやると、葉裏にもう1頭止まっているアカシジミを見つけた。
よく見るとすぐ横に蛹殻があり翅がまだ完全に伸びきっていない様子。
正真正銘の羽化直だ!
真下からみると、こんな感じ。
十分にアカシジミを撮影できたので、写真展の頃に見つけていた
ウラゴマダラシジミの幼虫が無事蛹化したかを確認することにした。
案山子さんとイボタの葉裏を確認すると2つの蛹があり、更に他のイボタでも2つの蛹を見つけることができた。
よく見ると小さな蟻が蛹を守っている。
後数日もすれば羽化するのだろうか。
案山子さんが見つけていたアカシジミの蛹も見せてもらった。
OM-D EM-1 [MZUIKO ED 60mm Macro]
まだ色づいていないようなので、羽化はまだ先でしょうか。
他のゼフはまだ発生していないようで、代わりの被写体を・・・
目の前に現れた子育て中と思われるガビチョウ。
OM-D EM-1X [MZUIKO ED 40-150mm x1.4テレコン]
蜂? Papillioさんが見つけてくれました。
令和初のダイミョウセセリ。
キイロトラカミキリもPapillioさんが見つけてくれました。
タブノキに付いていたアオスジアゲハの卵。
とここで、MF仲間のUさんとFさんがやってきた。
それに合わせたかのように案山子さんの携帯にTDさんから電話が入り、最初のアカシジミのポイントでアカシジミを撮影しているというので、合流して再び賑やかな撮影会。
まだ完全に翅が乾いていないのか、少しだけ翅が開いてしまう場面も。
遠くへ飛ぶこともなく、いいモデルになってくれた。
OM-D EM-1 [MZUIKO ED 60mm Macro]
最後は、TDさん、S君、チャリコバさんを入れて広角で・・・
OM-D EM-1 [MZUIKO ED 12-40mm]
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新鮮なアカシジミはほんとにきれいですね。
こちらではウラゴマは撮影しましたが、アカシジミは目撃のみで撮影できていません。
手近な場所で楽しめるというのが素晴らしいです。
皆さんの撮影の様子が良く分かって、思わず微笑んでしまいました。