アカシジミが発生してから早2週間、
案山子さんや
TDさんから ようやくウラナミアカ、ミズイロオナガ、オオミドリも発生したとの連絡をもらったので、金曜日朝早く行ってみた。
薄曇りの朝、天気はどんどん悪くなる予報。
晴れた日に来たいものだが、勤め人は日を選べないのが辛いところ。
車を置いて、まずはアカシジミとウラナミアカシジミがたくさん出るポイントに行ってみたが、栗の花には何もおらず、かろうじて下草にアカシジミが2つだけ。
例年であれば、ここの下草からは続々とアカとウラナミアカが出てきたものなのだが・・・
気を取り直して次のポイントへ。
ミドリシジミの気配はまったくなし。その奥の10㎡ほどに刈り残された下草にとまるウラナミアカシジミを見つけた。令和初だ!
OM-D EM-1X [MZUIKO ED 40-150mm x1.4テレコン] 2019/05/31
見ると、別の葉の上と下にも2頭いる。
ん?!その奥にも転々と・・・
ちょっとわかりにくいですが、↓↓↓一画角5頭います。
改めて確認してみると、この狭い下草の中に10頭ものウラナミアカシジミが翅を休めていました。
どれも綺麗な個体で、一度にこんなに多く見るのは初めて。一斉に羽化したんのでしょうね。
この状況を案山子さんに連絡したら直ぐに来るとのこと。
案山子さんを待つ間、次を探していたら、羽化したばかりのような綺麗なヒカゲチョウが現れた。
縁毛が白く輝いている。
ヒメジャノメも新鮮そう。
先週見つけたアカシジミと思われる蛹は、まだ羽化していなかった。アカシジミにしては遅すぎないか?もしかしてウラナミアカの蛹?
ここでウラナミアカを撮影し終えた案山子さんと合流。
案山子さんは、たくさんのウラナミアカを撮影できたようだが、みんな樹上に上がってしまったとのこと。
次を探して歩いていると、チラチラと飛ぶ白っぽいシジミチョウが・・・
ルリシジミにしては少しくらい感じ。もしや、と思って止まったところを確認したら、これまた令和初のミズイロオナガだった。
チラっと飛んでは直ぐ止まり、翅を開き始める。^^)
と喜んだのもつかの間、全開せずにまた飛んで近くに止まる。
飛んでは止まるを繰り返し、私の左の二の腕に。
望遠では撮れない距離、標準レンズをつけたカメラで首をひねりならがなんとパシリ!
バックに案山子さんの足が写り込んでいる。
OM-D EM-1 [MZUIKO ED 12-40mm]
ここに案山子さんの知り合いがやってきて、ミドリシジミを撮影したという。
カメラのモニタで見せてもらったら、確かにミドリシジミだ。
これは、ということでそのポイントに行ってみたが、ゼフは何もいない。
OM-D EM-1X [MZUIKO ED 40-150mm x1.4テレコン]
蝶は、綺麗なスジグロシロチョウくらい。orz
もう一度ウラナミアカシジミのポイントに戻ってきたが、ウラナミアカは全て樹上に上がってしまってるため、何もいない。と思っていたら、ミズイロオナガがいてくれた。
案山子さんとその知り合いの方をバックに。
OM-D EM-1 [MZUIKO ED 12-40mm]
その後、2頭のミズイロオナガが降りてきた。
OM-D EM-1X [MZUIKO ED 40-150mm x1.4テレコン]
ここで、案山子さんは帰っていったが、ミドリシジミが諦めきれない私は、帰りがけポイントによってみた。その途中で、ポイントに向かうFさんと会い、一緒にミドリを探す。
が、やはり見つからない。この時、空は厚い雲に覆われ明るさを落としていた。
これでは無理か、と思い帰えろうとした時、目の前のハゼノキの周りを巡回するシジミチョウが現れた。これは!?と思い目で追うと、目線の高さのハゼノキの葉に止まった。
それは本命のミドリシジミだった。
残念なことに、すこ近づいたら飛び立ってしまい。2度と戻ってきませんでした。ToT)
日が変わり、日曜日の今日、午前中野暮用があり、午後遅くに行ってみた。
今にも降り出しそうな怪しい雲行き。諦め半分で来てみたが、いそうな気配がまったくしない。
樹冠をチラチラとルリシジミが飛んでいるが、ミドリらしきものはなし。
20mほどの距離にある桑の木の目線の高さで弱々しく飛ぶ超影が見えた。
ヒメウラナミジャノメだろうと思って、念の為ファインダー覗くと茶色に白いラインが見える。ミドリシジミだ!

こんな天気でも開翅しているが、遠いし、向きが・・・ orz
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そっか、「令和」初でしたね、特別な出会いですね(*´∇`*)
私は以前、アカシジミのちょうど発生時期に出会ったことがあり
何十、いや百くらいやいるかも?状態でした。
たまたま大発生したのでしょうね。
ミドリシジミ、想い叶い、良かったですね!!
やっぱりこの子は、お目目が大きい♪
拍手☆